- Home
- 開発コンセプト
開発コンセプト
開発目標と重点とした課題
経済性
肝心なメンテナンス費用をあやふやにしないこと。
耐久性
故障しないこと
基本的にメンテナンスフリーであること。
施工性を高める
購入する人の立場にたつ
環境に配慮すること
使用する部材の材質が、環境を配慮したものであること。
私たちの原点は、豪雪地帯新潟県の暮らしにあります。
雪国科学の本社がある新潟県。御存知の通り日本でも有数の豪雪地帯です。当然、過酷な環境の中で生まれた融雪システムは、機能面は当然ですが、生活者にとってあらゆる面で優しくなければなりません。
新潟の雪は重く、1立法メートルあたりの重さが300kg、1畳あたりの重さが495kgにもなります。そのため積雪が1m以上になったら直ちに屋根の雪下ろしをしないと、鉄筋コンクリートの建物でも倒れた例があります。 | |
巨大なつららが出来、屋根やベランダが破損してしまうことや、人を危険に晒すこともあります。雪や氷の被害が後を絶ちません。 | |
数百kgはありそうな雪庇。とても危険です。 |
消防庁防災課の資料(「消防の動き’ 2010年11月号」p28より)によると、例えば2000年(H12)から2009年(H21)までの10年間で雪下ろしなど除雪中における死亡者が438名を数えたとの報告があります。
また近年、2011年、12年と比較的降雪量の多かった年は、それぞれ年間で100人を超える死亡者がでています。重軽傷者にいたっては数千人を超えます。また、死亡者の内訳をみると約7割が65歳以上の高齢者が占めます。
融雪設備を設置するうえで最も大切なポイント
それは維持費のコストダウン
メンテナンスフリーを実現
今までのシステムで、どうしても不安だったのは修理、補修等の維持管理。私たちはお客様を、この煩わしい「メンテナンスの不満」から解放します。お客様はスイッチを押すだけ、あとは何も心配いりません。漏水の不安や、パイプ詰まりの心配、不凍液の補充など一切不要です。
実際にかかる維持管理費
従来システムの問題点
今までの代表的な融雪システムには問題点がありました。
[ボイラー温水システム融雪]
屋根のパイプが太いため施工が目立ち、見栄えを損ねることがあります。
ボイラーの設置が必要になり、設置スペースを確保しなければなりません。また、ボイラー特有の騒音によるご近所トラブルの原因となることも…
ボイラーの平均寿命は約7年~10年、入れ替えの費用(1回あたり20~30万円)が都度発生します。
灯油、不凍液、循環ポンプ、パイプクリーニングなどのメンテナンス費用がかかります。
[地下水融雪]
地上に露出した管やホース内に残った水や散水後の水たまりが寒さで凍結し、小さなお子様や年配の方には危険な場合があります。
ボーリングにより、敷地内に井戸を掘らなければなりません。
そもそも、福井県内では、各自治体の条例により地下水による融雪が禁止されているエリアがありますので要注意。